2008.01.28 Monday/10:35 |
行かずに死ねるか! |
category: 映画・音楽・エンターテイメント | author: kob2 |
昨日の夜から、今日にかけて一冊の本を読んだ。
Sさんの奥さまからお借りした本。
昨夜は久々に友人と飲み、1時過ぎに帰宅し、風呂に入り、ほろ酔い気分でベッドに入り昨年の12月31日に借りたまま、まだ読めずにいた本を手に取った。
行かずに死ねるか!
世界9万5000km自転車ひとり旅
石田ゆうすけ著
大手食品会社に勤めていた著者が、会社を辞め、3年半で帰国の予定が、7年半になってしまった世界1周自転車ひとり旅のエッセイ。
昨夜は、文章に引き込まれていくものの、程よい酔いと、疲労にまるで自分が旅しているかのような夢見心地で眠りについてしまった。(おそらく3時頃)
今日の朝、日曜日だろうと休みだろうと、そして前の日に飲んでいようとも基本的に目覚めの早い私は7時半に目が覚めた。
二日酔いなどは無く、清清しい目覚めで二度寝を決め込む気にもならなかった。
こんな日はきっと富士山が綺麗!と窓を勢いよく開けて富士山を見ると、そんな思いに反して富士山は薄暗い雲に覆われ姿を見せてはくれなかった。チェッ!!富士山の奴め!!
窓の外の冷気に触れて急にベッドの温もりが恋しくなり、ベッドにもぐりこみ、思い出したように本を手に取り、一気に本の中の世界に突入した。
見事にはまった。
もともと旅行記は好きではあるが、これはちょっと違う。
とにかく楽しく興奮し感動する。
7年半にも及ぶ旅行を1冊(文章量も多くない)にまとめているので、スピード感はハンパではない。
けれど、多くの割愛と推敲が練られた文章からは筆者の心情だったり、その場の状況が気持ち良く体に染み込んでくる。
自分の体験したすごい経験や感動を文章で伝えるのは非常に難しいし、自慢話になりやすい。だけど、この本はそんな事無く自然に受け入れられる。
読んでいて自然と体が熱くなったり、涙が出そうにもなる。すごい!
ぼくも高校生の頃自転車で色々旅をした経験があるだけに、もちろん比較にならないだろうけど、わかる事も多いかもしれないけど、それだけではない。
ゴールが近づき、巻末が近づくにつれ、著者が旅の終わりに寂しさを感じているようにぼくも読み終えてしまう事が寂しくなった。
読み終えて瞬間、終わってしまった寂しさと同時に、感動・・・いやそれとも違う何かが体を駆け巡り、鳥肌の波が何度も来た。
単純なぼくは自分が世界一周した気になっていた。
ぼくが単純だからだけではなく、きっとこれを読んだ多くの人が似たような感覚を得たのではないかと思う。
この旅に行き、こんな経験をした著者をとても羨ましく思った。
羨ましく思うだけではいやだから
『じゃあ、ぼくも!!』
なんてことは、出来やしない。
だから、この本で擬似体験させてくれた著者には感謝したい。
著者が7年半かけた世界一周をたった一日で駆け巡った。
申し訳ないような、もったいないような、でも本当に楽しかった。
読書好き、旅行好きな方は是非。
そうでない方も、一読の価値あり!!
なーんて感じで、今日はエッセイ風に書いてみました〜。(影響受けやすい私)
そろそろ、仕事の事も書かなきゃな〜。
と、これを書いたのは日曜の夜。
書いて満足して寝てしまい、アップし忘れていたのでただ今アップしました・・・月曜10半。
Sさんの奥さまからお借りした本。
昨夜は久々に友人と飲み、1時過ぎに帰宅し、風呂に入り、ほろ酔い気分でベッドに入り昨年の12月31日に借りたまま、まだ読めずにいた本を手に取った。
行かずに死ねるか!
世界9万5000km自転車ひとり旅
石田ゆうすけ著
大手食品会社に勤めていた著者が、会社を辞め、3年半で帰国の予定が、7年半になってしまった世界1周自転車ひとり旅のエッセイ。
昨夜は、文章に引き込まれていくものの、程よい酔いと、疲労にまるで自分が旅しているかのような夢見心地で眠りについてしまった。(おそらく3時頃)
今日の朝、日曜日だろうと休みだろうと、そして前の日に飲んでいようとも基本的に目覚めの早い私は7時半に目が覚めた。
二日酔いなどは無く、清清しい目覚めで二度寝を決め込む気にもならなかった。
こんな日はきっと富士山が綺麗!と窓を勢いよく開けて富士山を見ると、そんな思いに反して富士山は薄暗い雲に覆われ姿を見せてはくれなかった。チェッ!!富士山の奴め!!
窓の外の冷気に触れて急にベッドの温もりが恋しくなり、ベッドにもぐりこみ、思い出したように本を手に取り、一気に本の中の世界に突入した。
見事にはまった。
もともと旅行記は好きではあるが、これはちょっと違う。
とにかく楽しく興奮し感動する。
7年半にも及ぶ旅行を1冊(文章量も多くない)にまとめているので、スピード感はハンパではない。
けれど、多くの割愛と推敲が練られた文章からは筆者の心情だったり、その場の状況が気持ち良く体に染み込んでくる。
自分の体験したすごい経験や感動を文章で伝えるのは非常に難しいし、自慢話になりやすい。だけど、この本はそんな事無く自然に受け入れられる。
読んでいて自然と体が熱くなったり、涙が出そうにもなる。すごい!
ぼくも高校生の頃自転車で色々旅をした経験があるだけに、もちろん比較にならないだろうけど、わかる事も多いかもしれないけど、それだけではない。
ゴールが近づき、巻末が近づくにつれ、著者が旅の終わりに寂しさを感じているようにぼくも読み終えてしまう事が寂しくなった。
読み終えて瞬間、終わってしまった寂しさと同時に、感動・・・いやそれとも違う何かが体を駆け巡り、鳥肌の波が何度も来た。
単純なぼくは自分が世界一周した気になっていた。
ぼくが単純だからだけではなく、きっとこれを読んだ多くの人が似たような感覚を得たのではないかと思う。
この旅に行き、こんな経験をした著者をとても羨ましく思った。
羨ましく思うだけではいやだから
『じゃあ、ぼくも!!』
なんてことは、出来やしない。
だから、この本で擬似体験させてくれた著者には感謝したい。
著者が7年半かけた世界一周をたった一日で駆け巡った。
申し訳ないような、もったいないような、でも本当に楽しかった。
読書好き、旅行好きな方は是非。
そうでない方も、一読の価値あり!!
なーんて感じで、今日はエッセイ風に書いてみました〜。(影響受けやすい私)
そろそろ、仕事の事も書かなきゃな〜。
と、これを書いたのは日曜の夜。
書いて満足して寝てしまい、アップし忘れていたのでただ今アップしました・・・月曜10半。
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